【アリサ】   「ふふっ……それじゃ、始めましょうか」

おもむろに彼女は自分の服の首元を緩め、
俺に跨ってきた――。

――って、え? 跨って……え?―――――。

あまりに予想外の事態に思考回路が停止する。

だが、転入生は服のボタンを解く手を止めない。

【祐樹】   「いいいいきなり、ななななにすんだよ!」

【アリサ】  「大声出してる割には……まじまじと見てるくせに。
         まさか女の胸、見たことないって訳じゃないでしょ?」


【祐樹】   「あ、うぁ……え、えと」